子ども達は、絵本の読み聞かせに向かう。紙芝居や、人形劇、きぐるみのショーを楽しむ。子ども達は、読み聞かせのお姉さんのポケットの中のお菓子を、探しに舞台に上がることもできる。
ショーの中には、アニメのヒロインの着ぐるみショーがあり、最後にきぐるみを取って挨拶すると、なぜか水着ショーになっている。水着のお姉さんの中のお菓子を、お父さん達は、手探りで探し出すこともできるかもしれない。キャンデーは紙に包まれず、谷や洞窟の中に隠されているかもしれない。
それをナメながら、さらに高校生からお父さんは、大人の絵本と紙芝居に向かう。くわず女房は、結婚しても一度もセックスをしようとしない女房が、男の留守中に、結っていた髪を振りほどいては、「毛」の中のもうひとつあいている「大きな口」でつぎつぎと男を食ってしまう恐ろしい話となっている。女房を不審に思い、外出したふりをして家の梁に登ってこっそり見ていた男は、鏡を見ていた女房に見つかり、「みたな~」と言われて、びっくりして手を滑らせて落ちたところをぱっくりと食われてしまうのである。
かちかち山のおばあさんは、おじいさんの留守中、家に招きいれた狸おやじにだまされ、SMプレイでしばられる。狸おやじは夢中のあまりおばあさんを突き殺してしまう。敵討ちのおじいさんは、狸おやじを水漏れのするコンクリート船に乗せて、海中に沈めてしまう。若い送りおおかみは赤頭巾とおばあさんをレイプしたところを猟師の父親に現行犯で撃ち殺される。迷子のヘンゼルはお菓子の匂いにつられて森の中の家には行ったところ、菓子を焼いて待っている熟女につかまるが、まだ食べるには子供であったため、ヘンゼルのみが軟禁され、大きくなるまで食べられるようになるまで飼育されてしまう。日本の民話の雪女や山姥も、山に迷い込んだ若者を、優しく手招きしては、夜中に正体を見せる。そのまま、刃物で殺されたり、雪の中、裸のまま凍死する若者もいる。子供には話せないような数々の残酷シーンも、割愛無しで語られる。
はらはらどきどきしながら楽しんだお父さん達は、「大人の写真集」「大人の雑誌室」「大人の遊具室」に向かう。
子ども達からおとうさんまで、有料のネットカフェでゲームや映像を楽しむこともできる。また、外には普通の遊園地で見られる回転遊具もあれば、射撃場もある。
一方、子ども達のおじいさんは、昔懐かしい記録映像の、クーラーの聞いた視聴室で昔見たポルノ映画の復刻版を、楽しんでいる。
さらに、ひいおじいさん達は、老人ホームからバスでやってきて、無声映画を活動弁士の熱演の下、ききいっている。ときどき、映画やカフェで、何時間もヌードにはまっている所を職員に連れ戻されている人もいるかもしれない。
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