2011年7月16日土曜日

地域娯楽のあり方 その1スポーツ


家族で野球やランニングをする家は、珍しくない。地域対抗の野球や柔道も、珍しくない。しかし、野球や柔道は、一般に練習場所がなく、日頃の練習量や試合経験の差が大きく、親睦には向かない。

地域のスポーツの新しいあり方として、地域の柔道場のように、年に数回、家族みんなでお互いの試合を応援し、一緒に練習できるような環境、年齢を超えた地域対抗のフットサル大会などは、できないものか。日頃からのつきあいが、災害時に有効であるというが、家の代表者の掃除や当番だけでは見えてこないのが、家族の顔である。地元の祭りのように、地区で親睦試合、地区対抗の試合が、異業種異年齢で行えないものだろうか。

小学生から社会人までサッカーブームが続き、3世代、おじいちゃんもおばあちゃんも、おとうさんもおかあさんも、みなサッカー好きの家も増えてきている。地域、学校、家庭の連携の大切な時代に、まずは心の敷居をほぐせるのではないか。フットサルならば、南北アメリカやアジア諸国、インド、ヨーロッパ系の在留外国人も気軽に参加できる。

野球や陸上競技が日本で盛んなのは、小さい頃から家族で親しめる環境があるからである。しかし、サッカーの場合、芝のグランドが少なく、野球のマウンドがあるなど、なかなか練習場所が無く、同年齢での練習が中心である。サッカーももちろん、大きなフィールドでは体格差や経験差がものをいう。怪我の危険があるため、異年齢の接触プレーを避けてきている。

しかし、レベルの底上げを考えると、小学生くらいから社会人と一緒にプレーする体験が貴重である。大人のプレーを生で見る、いっしょにチームで走る経験により、短期間で大きな目標を持ち成長できる。大人は、子供にパスを出す場合、子どもの足元に、とりやすいスピードのボールを丁寧に出さねばならない。いつものような、誰か取ってくれるだろうという、大きく適当に蹴るロングパスは通用しない。それはまた、大人にとってもいい練習となるはずである。
シュートを打つこととキーパーは小学生に限るなど、ルールを決め、社会人と小学生の混合試合および、中高生混合試合の11人ゲームはできないものか。

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